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【知らないと損】住宅ローン控除の活用
2025.03.03
今回は、住宅ローン控除とは何かについて簡単にご説明します。
住宅ローン控除とは、マイホーム購入などで住宅ローンを組んだ際、その年末時点のローン残高に応じて所得税や住民税の一部が軽減される制度です。
一般的には、借入金の年末残高の最大0.7%(※2021年以前の契約は1%)を所得税から控除し、控除しきれなかった分は住民税から(上限97,500円まで)差し引くことができます。
対象となる物件には、床面積や耐震・省エネ性能 など一定の条件があり、適用期間も借入時期によって異なるため注意が必要です。
この控除を受けるには、ローン契約の内容や住宅の建築・購入に関する書類をそろえ、確定申告で申請する必要があります。
サラリーマンであれば翌年以降は、勤務先で年末調整を受けることも可能ですが、初年度のみは必ず確定申告が必要です。
住宅ローン控除は、住宅購入者にとって非常にメリットの大きい節税制度です。
特に、最大40万円の控除が13年間続くため、総額で数百万円の節税効果が期待できます。
ただし、適用条件や申請方法を正しく理解していないと、控除を受けられない場合もあるため注意が必要です。
2025年以降も制度の改正が予定されており、控除額や期間の変更があるかもしれません。今後の税制改正にも注目しながら、適切なタイミングで住宅購入を検討し、住宅ローン控除を最大限活用しましょう!

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