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【これさえ押さえていれば安心】会社設立の基本的な流れを解説
2025.03.24
今回は、「会社設立の流れ」について福岡の税理士がわかりやすく解説します。
会社を設立する際、最初に必要なのは事業計画の作成と会社名(商号)の決定、出資者構成など、定款に記載する事項を具体的に検討することです。
▼会社設立の手順▼
①定款の作成と認証
定款とは会社の基本ルールを定めた重要な書類で、「会社の目的」「商号」「本店所在地」「出資金額」「役員構成」などを記載します。
作成した定款は、公証役場で認証を受ける必要があります。
②資本金の払込み
定款認証後、発起人は資本金を指定の銀行口座に振り込み、「払込証明書」を準備します。
③法務局への登記申請
登記申請書、認証済み定款、払込証明書、役員の就任承諾書を揃えて法務局に提出すると、正式に法人登記が完了し会社が成立します。
④税務署などへの各種届出
法人登記後は速やかに税務署、県税事務所、市区町村へ「法人設立届」を提出します。
青色申告承認申請書も忘れずに期限内に行いましょう。
⑤社会保険・労働保険の加入
社会保険(厚生年金・健康保険)や労働保険(雇用保険・労災保険)への加入手続きも同時に進めると、経営の基盤がスムーズに整います。
会社を設立し実際に稼働させるまでには、多くの手続きが必要になります。
司法書士や税理士など専門家に相談しながら適切な手続きを進めていきましょう。
次回のテーマは「株式会社と合同会社の違い」です。
資金調達や社内組織の構造、設立費用や社会的信用度など、両者の特徴を比較しながら、どの形態が自分の事業に適しているかを判断するコツをわかりやすく解説いたします。
設立前にしっかり違いを理解し、将来の経営方針に合った選択をするためのヒントをお届けしますので、ぜひご覧ください。

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