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お盆に親子で話したい「会社の引き継ぎ」。事業承継で揉めないために親が準備しておくべき3つの資料

2026.08.10

お盆休み。それは離れて暮らす家族や親族が顔を合わせる、1年の中でも数少ない貴重な機会です。
経営者の皆様にとって、この時期は単なる休暇ではなく、「自社の未来(事業承継)」について、後継者候補であるお子様やご親族と腹を割って話す絶好のタイミングでもあります。

「まだ自分は元気だから早い」「そのうち継いでくれるだろう」と先延ばしにしていると、いざという時に「こんなはずじゃなかった」と親族間で揉めたり、最悪の場合は会社を畳まざるを得なくなったりするケースが後を絶ちません。
実は、円滑な事業承継の第一歩は「親(現経営者)が会社の現状を正しく伝えるための準備」をすることにあります。

この記事では、福岡市で多くの企業の財務・承継をサポートする武久税理士事務所が、お盆に事業承継の話を切り出す前に、親側が最低限準備しておくべき「3つの資料」と、福岡エリアで活用できる支援機関や補助金について分かりやすく解説します。

なぜ「お盆」に事業承継の話をするべきなのか?

事業承継は、単に「社長のイス」を譲るだけではありません。会社の株式(財産)、個人保証(借金のリスク)、そして従業員の生活など、すべてを引き継ぐ非常に重い決断です。

このような重いテーマは、日々の業務に追われる日常の中ではなかなか切り出しにくいものです。
だからこそ、お互いに少し時間ができ、家族という本来のフラットな関係に戻れる「お盆休み」のタイミングが最適なのです。
いきなり「継ぐか?」と迫るのではなく、「会社の今の状況」を客観的なデータで共有することから始めるのが、揉めない承継の鉄則です。

事業承継で揉めないために!親が準備すべき「3つの資料」

「会社を継いでほしい」という熱意だけでは、後継者は不安で首を縦に振れません。
お子様や親族に安心感を与え、前向きに検討してもらうためには、会社の「良いところ」も「悪いところ(リスク)」も包み隠さず伝えられる、以下の3つの資料を準備しておきましょう。

📄 準備すべき資料①:直近3期分の「決算書・申告書」

会社の成績表であり、健康診断書とも言えるのが決算書です。
売上や利益の推移はもちろんですが、後継者が最も気にするのは「会社にどれくらいの借入金(借金)があるのか」、そして「手元にどれくらいの現金(キャッシュ)が残っているのか」という点です。
良い業績だけでなく、赤字の理由や今後の見通しについても、決算書という客観的な数字をもとに説明できるようにしておきましょう。

📄 準備すべき資料②:「社長の個人保証(連帯保証)」のリスト

中小企業の事業承継において、最大のネック(揉める原因)となるのがこれです。
会社が銀行からお金を借りる際、社長個人が連帯保証人になっているケースがほとんどです。事業を引き継ぐということは、原則としてこの「個人保証(借金を肩代わりするリスク)」も後継者に引き継がれることになります。

現在、どの銀行からいくら借りていて、何に個人保証がついているのか。このリストを明確に提示せず、後から「実は数千万円の保証も引き継いでもらう」と伝えると、確実に関係がこじれます。
(※近年は、条件を満たせば「経営者保証を外す(解除する)」支援制度も充実してきているため、事前に税理士に相談しておくことをお勧めします。)

📄 準備すべき資料③:「株主名簿」と「自社株の評価額」

会社の本当の所有者は「株主」です。事業承継とは、突き詰めれば「自社の株式を後継者に移転する」作業に他なりません。
「株はすべて自分が持っている」と思い込んでいても、昔の親族や知人の名義が残っている(名義株)ケースは意外と多く、後々のトラブルの火種になります。
また、自社の株が「現在いくらの価値があるのか(自社株評価)」をざっくりとでも把握しておかなければ、後継者が株を買い取る(あるいは贈与・相続する)際の多額の税金に驚くことになります。

行動に移す第一歩!事業承継の相談は「フラットな目線」を持つ税理士へ

資料を準備し、お盆にご家族と話をして少しでも方向性が見えてきたら、次は具体的な行動に移るステップです。
福岡にも「事業承継・引継ぎ支援センター」のような公的な相談窓口や、様々な事業承継セミナーが存在します。しかし、いきなりそういった外部機関に飛び込む前に、まずは自社の財務状況をよく知る税理士にご相談されることを強くおすすめします。

会社のすべてを把握した「包括的なサポート」

外部の機関やマッチングサービスにいきなり相談に行く場合、自社の複雑な財務状況やこれまでの経緯を一から説明しなければならず、経営者様にとって大きな負担となります。
その点、会社の決算書はもちろん、数字の裏にある歴史や社長の想いまでを把握している税理士であれば、改めて説明する手間がありません。現状の財務分析から株価対策、実際の承継手続きまでをシームレスかつ包括的にサポートすることが可能です。

「親族内」も「M&A」も。フラットな目線での最適なご提案

事業承継には、「ご子息への承継(親族内)」「従業員への承継」「第三者への売却(M&A)」など様々な選択肢があります。例えばM&A仲介会社などに相談すると、どうしても手数料が大きな「売却」に偏った提案になりがちです。
私たち武久税理士事務所は、特定の選択肢に縛られることなく、完全にフラットな目線で「会社と社長ご一族にとって、どの選択肢が最もリスクが少なく、税金が安く済むか」をご提案します。必要に応じて、事業承継に関する補助金の活用や他士業とも連携し、ワンストップで課題を解決に導きます。

まとめ|福岡市の事業承継・自社株評価は武久税理士事務所へ

お盆の家族団らんは、会社の未来をつなぐ大切な第一歩です。
「まだ早い」と思わず、まずは今年の夏、会社の現状を整理した「3つの資料」を片手に、ご家族とざっくばらんに話してみてはいかがでしょうか。

「自社株の評価額がいくらになるのか、一度プロに計算してほしい」
「個人保証(連帯保証)を外して、スムーズに子どもに引き継ぐ方法を知りたい」
「事業承継に向けた計画書の作成や、セミナーで最新情報を知りたい」

このようなお悩みを抱える福岡市の経営者様は、ぜひ一度、武久税理士事務所へご相談ください。
社長の想いに寄り添い、会社の財務状況を正確に分析した上で、税金面で最も有利かつ、親族間で揉めない円滑な事業承継を全力でサポートいたします。

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